ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.28 11:57
更新日: 2019.06.28 11:59

STI 2019ニュルブルクリンク24時間 レースレポート


ル・マン/WEC | STI 2019ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

スバルWRX STI、6度目のSP3Tクラス優勝達成

ADAC Nürburgring 24 Hours Race Report
開催日:2019年6月20日(木)~23日(日)
開催地:ニュルブルクリンクフルコース(ドイツ)
レース:25km × 24時間
参加台数:8台(SP3Tクラス)/全160台
天候:22日(土)晴れ、23日(日)曇り
観客数:23万人

 6月20日から23日にドイツ・ニュルブルクリンクにて開催された第47回ニュルブルクリンク24時間レースで、スバル/STIチームからSP3Tクラスに出場したスバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)は、24時間ノートラブルで145周(約3763km)を走破し、出走160台中総合19位で、SP3Tクラス優勝を果たしました。この勝利は2008年の初参加以来6回目で、昨年に続き2連勝となります。

 20日(木)のフリープラクティスが突然の雷雨で中断となるなど、不安定な天候が続くかもと心配されましたが、公式予選以降は雨に見舞われることはなく、特に決勝レースはスタートからゴールまで安定した天候に恵まれました。

 気温も最高25度、最低でも14度と温暖で、ドライバーやピットクルー、レースカーにも優しい24時間レースとなりました。公式予選では、21日(金)の2回目に山内が9分1秒872のベストラップタイムを出してクラスポールポジションを確かなものにしました。

 決勝レースは、第3グループのフロントロウからスタートです。スタートドライバーの井口は、落ち着いて周回。その後、バンダム、シュリック、山内とつなぎ、速さに加えて燃費の良さも発揮したスバルWRX STIは、夜間にはひとりが9周する作戦を実行。ライバルとの差を広げていきます。

 シュリックがドライブした序盤に、GT3車両にヒットされてグリーンにはじき出されたものの、ダメージが少なかったためそのまま走行。これ以外に、ほかの車両とのコンタクトまたはアクシデントは一度もありませんでした。

 明け方には、念の為のフロントブレーキパッド交換を実施しましたが、最小のロスでコースに復帰しています。また、夜が明ける直前の午前5時以降、バンダムがレース中のベストラップを続けて更新。9分3秒998を記録し、マイレージを重ねた後でも速さを発揮することを証明しました。

 レース終盤には気温が上がり、コース上ではトップクラスの車両が次々とトラブルに遭遇するなか、スバルWRX STIは淡々と速いペースで周回を重ね、最終ランナーのバンダムが、午後3時30分に総合19位、SP3Tクラストップでチェッカーフラッグを受けました。

 なお、ノートラブルのパーフェクトレースはスバル/STIがこのレースに初出場して以来初であり、総周回数の145周はチーム最多記録を更新するものとなりました。

辰巳英治総監督のコメント

「今年のクルマは、去年うまくいかなかったことを反省し、その原因を追求していきました。また、去年のような薄氷を踏むような優勝ではなく、堂々と勝ちたかったので、それが果たせて嬉しいです。さらにクルマを強くするアイデアを開発者から集め、そこから採用した技術も長い時間をかけて信頼性を確認しています。タイヤやサイレンサー、ホイールなどのサプライヤーさんにも無理を言いましたが、完璧なものを用意していただきました」

「ニュルブルクリンク24時間レースは、1年に1度ですが、残り11か月をいかに過ごすかが重要ですね。ドライバー達も全員今年のクルマには満足してくれたと思うし、メカニックやエンジニア達もその信頼に応える働きをしてくれました。また、遠く日本から声援を送っていただいたファンのみなさまに心から感謝しています。本当にありがとうございました。」

スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)
スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)
スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)
スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)
スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)
スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)


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