FIA 世界耐久選手権（WEC）のLMP1クラスに参戦するレベリオン・レーシングが、クローム・レッドをベースカラーとする『R-One』を披露した。

　2016年もAERエンジンを搭載する2台の『R-One』を擁し、ル・マン24時間を含むシリーズ全戦に参戦するレベリオンは、近年、白と赤をベースとするカラーリングを採用してきた。

　しかし今シーズンは、昨年の13号車に近いクローム・レッドのベースカラーを2台の『R-One』に採用。メタルブラックをポイントで配色し、より精巧な印象に生まれ変わっている。

　チームは今シーズン、2012年以来、LMP1に復帰するダンロップのタイヤを装着。また同社とは、LMP1クラスで開発パートナーとして協力し、『R-One』向けのタイヤ開発も進めていく。

　なお、12号車のマティアス・ベッシェは、今年、平川亮が所属するティリエ・バイ・TDSレーシングに加入したため、元F1ドライバーのネルソン・ピケJr.がル・マン24時間と序盤の2戦をドライブすることになっている。

Here is the Chrome red & metal brushed black outfit for our cars this year in #WEC ans @24hoursoflemans pic.twitter.com/6fKpi6wLo2

— Rebellion Racing (@RebellionRacing) 2016年3月24日