──ぜひ、また2020年も! と願っていたIGTCの参戦でしたが、今年からはレース活動と並行して、2022年にデビュー予定の新M4 GT3の開発テストチームに就任したことが発表されましたね。
HS:
鈴鹿では勝利を勝ちとりたいと強く願っていたから、今年は日本へ行くことができず非常に残念だよ。もしも今年また行けたとしたら、BMWジャパンや地元のディーラーと協力しあって、ファンイベント等を企画しようと考えていたんだ。BMWモータースポーツとともに、世界のカスタマーレーシングのシーンで大活躍できる最強のGT3マシンを作り上げたいと思っているんだ。そのマシンで、また2022年に鈴鹿に戻れることを強く願っているよ。

──新M4 GT3の開発テストチームとしての活動のほか、今季の活動の予定と目標を教えてください。
HS:
シュニッツァーの第二の故郷ともいえるニュルブルクリンク24時間レースや、VLN(ニュル耐久シリーズ)に参戦する予定をしている。非常に激しく厳しい戦いで、『ニュルで勝つ』ということは本当に難しいが、過去にシュニッツァーが築いてきたニュルでの栄光をふたたび手にできることを大きな目標として掲げ、それに向けてチーム一丸となって全力で挑むつもりだ。昨年に参戦したレースの中で一戦もテクニカルトラブルではリタイアしていないんだ。すべてが不運なライバルとのもらい事故だったから、今年はなんとか難に巻き込まれないことを祈っている。他のGTレースにも参戦したいと願っており、シーズンオフの今はそのためにスポンサー活動に勤しんでいる。

──最後に……。昨年ご長男が誕生しましたが、やはりお名前はヘルベルトくんですか(笑)?
HS:
僕たち親子だけで、まわりの人たちには十分ややこしいので、さすがに自分の息子のファーストネームには付けなかったけれど、ミドルネームには『ヘルベルト』が入っているよ(笑)。

ブリュンヘンで大きなダメージを受けてしまったBMWチーム・シュニッツァーのM6 GT3
2019年ニュルブルクリンク24時間 ブリュンヘンで大きなダメージを受けてしまったBMWチーム・シュニッツァーのM6 GT3
名門シュニッツァー・モータースポーツの代表を務めるヘルベルト・シュニッツァー・ジュニア
名門シュニッツァー・モータースポーツの代表を務めるヘルベルト・シュニッツァー・ジュニア

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