ナッセはデイトナに向かう途上で体調が良くないことを感じ取り、COVID-19の検査を受けたと説明、デイトナのサーキットに入ることなく、マイアミの自宅に戻っている。ナッセは医療機関により回復が確認されるまで、外部とのいかなる接触も避けるようにするという。
ナッセとデラーニは、ブラジルから米国への渡航制限を回避するため、6月を通じてマイアミを拠点としていた。デラーニはこの期間の早い時期にはナッセとトレーンングに励んだと語っていたが、ここ2週間はナッセと接触していないという。
「今週末、レースに戻るのを長い間待っていた」と、デラーニとともに2019年にランキング2位となったナッセは語っている。
「僕はすべてを正しく行なっていたと思う。約1カ月間マイアミにいて、レース関係者とは距離をとっている」
「昨日、車でデイトナに向かっていたとき、体調が良くないと感じた。だからサーキットに着く前、チームや関係者の誰かと会う前に、検査を受けることにしたんだ。そして、残念ながら陽性という結果になった」
「僕は自分のチーム全員と、シリーズ関係者の全員を安全に保ちたい。隔離のためにマイアミに戻る。うまくいけばすぐに回復し、ドクターはレースに戻ることを許可することができるだろう」
「現在僕は医療チーム、レースチーム、そしてIMSAのスタッフからのすべての指示、ガイドライン、および推奨事項に従っている」
