7号車の可夢偉は、初日の感触を次のように述べた。

「ここ数週間、チーム全員でレースへ向けて懸命な準備を続けてきただけに、TS050ハイブリッドをドライブする感触は格別です」

「パフォーマンスという面で見れば、サクセス・ハンディキャップがあり厳しいのもたしかです。簡単にはいかないでしょうが、決勝レースで可能な限りの結果を出すべく集中します」

7号車TS050ハイブリッドをドライブする小林可夢偉。
7号車TS050ハイブリッドをドライブする小林可夢偉。

 また、8号車をドライブする一貴は次のようにコメントしている。

「今日はダウンフォースレベルを変えてバランスを評価しました。だんだんとリズムも戻ってきたので、明日はより改善し、レースに向けて良いポジションを確保したいですね」

「いまのところ望んだ位置にはいないけど、長い間レースから遠ざかっていたので、TS050ハイブリッドの運転は本当に楽しかったです」

 8号車のハートレーによれば、ローダウンフォース・パッケージの最適化のため「7号車と分担して評価を進めた」という。

 14日(金)は2回の合計2時間半にわたるフリープラクティスのあと、30台のスターティンググリッドを決定する予選が行なわれる。

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