さらに陽が傾くなか、続いて18時30分からLMPクラスの予選がスタート。セッション開始とともに、全車がコースへと入っていく。

 トヨタは7号車TS050ハイブリッドはマイク・コンウェイ、8号車TS050ハイブリッドは中嶋一貴からアタックを開始。レベリオンはメネゼスが最初のアタッカーとなった。

 8号車一貴は計測1周目に1分59秒628と59秒台に入れるが、メネゼスがこれをわずか1000分の4秒上回り、暫定トップに立つ。7号車コンウェイは2分00秒762をマークした。

 これでトヨタの2台はピットインし、8号車はブレンドン・ハートレーへ、7号車は小林可夢偉に交代する。しかしレベリオン1号車のメネゼスはもう1周アタックを敢行すると、1分59秒342とさらにタイムを詰めてみせた。

予選でトヨタ2台を上回り、4戦連続のポールポジションを決めたレベリオン・レーシング1号車。
予選でトヨタ2台を上回り、4戦連続のポールポジションを決めたレベリオン・レーシング1号車。

 トヨタ勢のふたり目のアタックは、8号車ハートレーが2分01秒206、7号車可夢偉が2分01秒378。この時点で残り8分程度を残していたが、2台はピットへと戻った。

 レベリオン1号車のふたり目のアタッカーはナト。その計測1周目はトラックリミット違反によりタイムが抹消されるも、翌周に1分59秒813を叩き出す。アベレージタイムでもトヨタ8号車にコンマ8秒差をつけ、総合トップ、ポールポジション獲得を決めた。

 トヨタが8号車、7号車の順で続き、総合4番手にはオリバー・ウェッブとトム・ディルマンのアタックにより、バイコレス・レーシング・チームの4号車ENSO CLM P1/01・ギブソンが入っている。

予選2番手となった8号車トヨタTS050ハイブリッド。
予選2番手となった8号車トヨタTS050ハイブリッド。

 LMP2クラスではひとり目のアタックからトップに立ったユナイテッド・オートスポーツ22号車(オレカ07・ギブソン)のフィル・ハンソン/フェリペ・アルバカーキ/ポール・ディ・レスタ組がクラストップを確保。

 山下健太のハイクラス・レーシング33号車オレカ07では、ふたりめのアタッカーとなった山下が2分04秒407をマークするも、アベレージタイムでは2分04秒710で総合10番手・クラス6番手となった。

 最終コーナーでスピンもあった山中信哉のユーラシア・モータースポーツ35号車リジェJS P217・ギブソンは総合27番手・クラス8番手で予選を終えている。

 スパ6時間レースは15日土曜日に6時間の決勝レースが行なわれる。現地時間13時30分(日本時間20時30分)にスタートが切られる予定となっている。

LMP2のクラスの予選最上位を獲得したユナイテッド・オートスポーツの22号車。
LMP2のクラスの予選最上位を獲得したユナイテッド・オートスポーツの22号車。

LMP2クラスに参戦する山下健太も予選ではアタックを担当した。
LMP2クラスに参戦する山下健太も予選ではアタックを担当した。

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