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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.11.05 20:38
更新日: 2016.11.05 20:42

TOYOTA GAZOO Racing WEC第8戦上海 予選レポート

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ル・マン/WEC | TOYOTA GAZOO Racing WEC第8戦上海 予選レポート

2016年11月5日(土)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

WEC第8戦 上海6時間 予選
TOYOTA GAZOO Racing
#5号車が僅差の最前列2番手。#6号車は4番手から決勝へ

 素晴らしい天候に恵まれ、久し振りに澄んだ空気となった11月5日(土)、上海郊外にある上海国際サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第8戦上海6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは最前列2番手、2列目4番手のグリッドを獲得した。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第3回目: 6番手(1分45秒663)、26周
公式予選 2番手(平均1分44秒522)

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第3回目: 2番手(1分44秒819)、 27周
公式予選 4番手(平均1分44秒810)

 TOYOTA GAZOO Racingが参戦するLMPクラスの予選は予定より17分遅れて午後2時17分にスタートし、20分間にわたって行われた。WECの予選は2人のドライバーがタイムアタックを行い、2人が記録したタイムの平均で予選グリッドを決定する。ゆえに、ふたりのドライバーは小さなミスも許されない。

 TS050 HYBRID #5号車はセバスチャン・ブエミと中嶋一貴がアタックを担当。まずブエミ、次に中嶋、さらにブエミがアタックし、セッション終了間際の最終ラップでブエミが1分44秒368をマーク。平均タイムを1分44秒522まで更新し首位からわずか0.06秒差に迫った。#5号車は僅差でポールポジションを逃すこととなったが、最前列2番手グリッドを獲得し明日の決勝に臨む。

6号車トヨタTS050ハイブリッド
6号車トヨタTS050ハイブリッド

 TS050 HYBRID #6号車は、まずマイク・コンウェイからタイムアタックを開始、10分ほど経ったところでステファン・サラザンに交替、終盤再びコンウェイがタイム更新を目指しアタックしたが、2人の平均タイムは1分44秒810で4番手グリッドとなった。

 今回の予選はトヨタの2台を含むLM P1クラスの6台が0.6秒の中に入る僅差となっており、今大会明日の決勝レースも超接近戦となることが予想される。ドライバーズランキング2位につけ、逆転タイトルを狙う#6号車は前戦富士と同じく、この4番手グリッドから、2戦連続の勝利を目指す。

 6時間の決勝レースは明日11月6日(日)、現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートが切られる。


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