ズーリンデンはポルシェが「今後数週間から数カ月の間、2021年初頭までにLMP2のシャシーサプライヤーを決定する予定」だと説明した。
 
“耐久の雄”が行うプロジェクトにおいてこの側面が確認されれば、ポルシェは次の数カ月の間に技術的な決定を行うことができるだろう。

「次のステップは(オレカ、リジェ、ダラーラ、マルチマチックの4社から)パートナーを決定することだ」

「好みはあるが、まだ決まっていない。この決定を基に我々はロードマップを構築することができる」

「そのための最初のステップがパートナーを選ぶことなんだ」

 一方、ドイツメーカーのエンジン選択は“最終段階”にあり、ズーリンデンはロードカーに搭載されているユニットがベースとなる可能性を示唆した。

「ポルシェのスポーツカーを見てみると分かるとおり、当社にはパワフルなエンジンがたくさんありLMDhマシンに搭載するのに最適なユニットがどれなのかを評価している」

「いまは最終的な評価を行っている段階だ。しかし、これまで述べてきたように我々にとってはコスト効率が重要だ。その点、ロードカーベースのエンジンは費用対効果が高いことを付け加えておく」

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