3月20日にフロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催された第69回セブリング12時間。このレースで最多115周をリードしたキャデラック・チップ・ガナッシ・レーシングの01号車キャデラックDPi-V.Rは終盤、GTカーとの接触によって勝利の権利を失うことになった。この件について事故当時ステアリングを握っていたスコット・ディクソンは「とてもフラストレーションが溜まった」ことを認めている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦となったデイトナ24時間レースに続き、ランガー・バン・デル・ザンデ、ケビン・マグヌッセン、ディクソンという布陣でシーズン第2戦セブリングに挑んだチップ・ガナッシの01号車キャデラックは、12時間レースの大半を支配していた。