5月1日、ベルギーのオールドトラック、スパ・フランコルシャン・サーキットでWEC世界耐久選手権第1戦スパ・フランコルシャン6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドレン・ハートレー組)が2021年シーズンの開幕戦を制した。

 WEC“ハイパーカー元年”のシーズンが、新型コロナウイルスの影響による度重なるオープニングイベントの延期の末、無観客開催とはなったものの5月に入ってようやく開幕のときを迎えた。“スパ・ウェザー”で知られるベルギー伝統のサーキットでの決勝は晴天に恵まれ、気温9.2度、路面温度28度のドライコンディションのなかでスタートが切られていく。

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