ポルシェAGの研究開発担当役員のミハエル・シュタイナーは、彼らのポルシェへの献身に対して深い敬意を表しています。「マルクとロマンはポルシェに多大な貢献をしました。ドライバーとしての任務だけでなく、ほかの国際レースでのサポートにもおよびます。彼らはスポーツマンシップとポルシェのブランドバリューを明確に体現しました」

「LMP1プログラムは、特にチームの強化段階とル・マンにおいてマルクとロマンの経験から多大な恩恵を受けました。近年はともに浮き沈みも経験しました。このふたりの真のレーサーが、ル・マン覇者および世界チャンピオンとしてポルシェでのキャリアの一部を終えることができることを非常にうれしく思います。マルクとロマンの優れたドライビングと精力的な取り組み、そして忠誠心に心から感謝します」とLMP1担当副社長のフリッツ・エンツィンガーが言い添えました。

 20歳でポルシェのワークスドライバーになったマルク・リエブは、多数の国際的な成功にもかかわらず、家族もできたのでスポーツだけを頼りにすることはありませんでした。ふたりの子供の父でシュトゥットガルト近郊のルートウィヒスブルク出身のマルクは、エスリンゲン工科大学に入学して自動車エンジニアの学位を取りました。

「私はLMP1プログラムがワークスドライバーとしての最後の仕事になると思っていました。だから早めにポルシェのコックピット以外での将来のキャリアのための進路を設けようと努めました。長年にわたってあらゆる機会と可能性を与えてくれたポルシェに感謝します。そして20年以上にわたってレースを応援してくれた家族にも感謝します。時にはつらいこともありましたが、皆様のおかげで報われました。ル・マン覇者と世界チャンピオンとしてポルシェの国際カスタマーレーシングに異動することは、私にとっては信じ難いほどの光栄です」とリエブは述べました。

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