「良いレースウイークのスタートを切ることができ、クリーンなセッションでした」と7号車の可夢偉はコメントしている。
「チームはしっかりとクルマを準備してくれたので、今日のセッションはまったくトラブルなく、多くのデータを収集できました。まだ決勝レースへ向け改良するためにすべきことは多いですが、ポジティブなスタートが切れましたし、ここまではすべてに満足しています」
コンウェイは12月のテスト時とのコンディションの差について言及し、「セットアップはこれまでとは違うものが求められるだろう」と述べている。
セッション終盤のコースインにおいて、フルコースイエローの影響を受けたという8号車の一貴は「自分自身は、あまり多くの周回をこなすことができませんでした。個人的にはまだフィーリングをつかむまでには到っていません」とコメントしている。
「セバスチャンとブレンドンによれば、路面温度により、タイヤの感触がかなり違うようです。これから車両の最適化を進める必要がありますし、まだまだ学んでいる最中です。路面コンディションが僕らにとって良い方向へと改善してくれることを願っています」
「コース上のトラフィックはかなり厳しいでしょうし、予選も決勝も、我々にとって大きなチャレンジとなるでしょう」
同じく8号車のハートレーは、「バランス面でまだ少し改良の必要がある」とコメントしている。
「この週末は路面温度が非常に高く、タイヤの選択が難しそうだ。また、コース上のトラフィックも難敵で、それがこの週末の鍵になると思われる」
ポルティマオでのレースウイーク初日を終えたチームは、12日(土)にも2度のプラクティスセッションを走ったあと、18時20分(日本時間26時20分)から行なわれる予選に挑むことになる。