IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では現在行われているGTル・マン(GTLM)クラスを今季限りで廃止し、2022年シーズンよりFIA-GT3カーを用いるGTデイトナ・プロ(GTDプロ)クラスを新たに設置することが決まっている。同クラスへの移行を予定しているコルベット・レーシングのチームマネージャーであるマーク・モーリニは、マシンの仕様変更が「1日がかりの作業」であることを認めた。
2021年のル・マン24時間レースに先駆け、プラット・アンド・ミラーが運営するチームが4台目のシボレー・コルベットC8.Rを制作することを明らかにしたモーリニ。彼はコルベット陣営が2022年のIMSAとル・マンを含むWEC世界耐久選手権への参戦に向け、それぞれ専用のシャシーを用意する必要はなくGTE仕様からIMSAの新しいGTDプロクラスでの仕様に変換するプロセスは「非常に簡単」であると予想している。