WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するアルピーヌ・エルフ・マットミュート(アルピーヌ・エンデュランス・チーム)は、8月15日に開催されるWEC第4戦ル・マン24時間のテストデーに向けたBoP(性能調整)でエネルギー使用量が削減されたことを受け、ル・マンでの1スティントの長さがトヨタGAZOO Racingと比較して1周短くなるだけで済むことを望んでいる。
規則移行年の特別措置として、オレカ製ノンハイブリッドLMP1マシン『アルピーヌA480・ギブソン』でハイパーカークラスに参戦、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定のマシンと同じ土俵で戦うアルピーヌは、WECの前戦モンツァと比べ、1スティントあたりの使用可能エネルギー量が74MJ削減されるというBoP変更を受けた。