2021年シーズンのWEC世界耐久選手権最終戦バーレーン8時間レースの決勝レースが11月6日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、今戦を最後にTOYOTA GAZOO Racing WECチームのレギュラードライバーから退く中嶋一貴が乗り込んだ8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/一貴/ブレンドン・ハートレー組)が総合優勝を飾った。
ランキング首位で第6戦を迎えた僚友7号車トヨタ(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が2位に入り、ドライバーズタイトルは前年王者の7号車組が防衛するかたちに。また、92号車ポルシェ911 RSR-19がポールポジションを獲得したことで、51号車フェラーリ488 GTE Evoとの“同点決勝”となったLMGTEプロクラスでは、最終盤までこの2台のバトルが続き、最後は物議を醸すかたちではあるがフェラーリがトップチェッカーを受けダブルタイトルを手中に収めた。