プジョー908とペスカローロのLMP1マシン開発に携わったブルデーは、このふたつのフランス車とキャデラック・プロジェクトGTPハイパーカーの出発点は比較にならないと述べた。

 43歳のフランス人は、2016年から2019年にかけて行われたフォードGTのLMGTEプログラムにも参加していた。そうした豊富な経験を持つ彼は、「新しいクルマはどれも違うが、最近のクルマは以前にも増してたくさんのツールがあるように感じる」と語った。

「(キャデラックの新型LMDhカーは)ギアボックスとエンジンが完全に機能し、まるで通りにドライブに出かけるようなものだった。クルマがトラックに出れば、もうすでに(レース)ウインドウの中にいるような印象だ」

「僕はかつてプジョーの開発フェーズに参加していた。その時(のクルマ)は本当に荒く、そして生々しく、多くの変更を加えなければならなかった」

「だけど今回はまったく違う。クルマはすでに(DPiと)近いところにあり、フィーリングもポジティブだった。僕はまたあのクルマに戻るのをすごく楽しみにしている」

2022年のIMSA DPiクラスでランガー・バン・デル・ザンデ(左)と組み、01号車キャデラックDPi-V.Rをドライブしているセバスチャン・ブルデー(右)
2022年のIMSA DPiクラスでランガー・バン・デル・ザンデ(左)と組み、01号車キャデラックDPi-V.Rをドライブしているセバスチャン・ブルデー(右)

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