セッション開始から1時間後、8号車のブエミが全体ベストとなる2分02秒982をマークし、続いてアントニオ・フォコがドライブする50号車フェラーリ499P(AFコルセ・フェラーリ)が2分04秒632で2番手に続いた。この後、上位のリザルトは変わらず、8号車トヨタを先頭に50号車フェラーリ、7号車トヨタ、51号車フェラーリ、6号車ポルシェというトップ5オーダーのままセッション終盤へ。残り5分でふたたび赤旗が出され、セッションは再開されぬまま今週最初の走行は打ち切られている。

 ともに公式セッション初参加となった3号車キャデラックと38号車ポルシェは、前者が94号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)に次ぐ総合9番手。後者は4号車バンダーベル680(フロイド・ヴァンウォール・レーシング)に続く総合22番手/クラス最後尾の13番手となった。

 LMP2クラスは、セッション序盤にフィリペ・アルバカーキのドライブで2分07秒471をマークした、22号車オレカ07・ギブソン(ユナイテッド・オートスポーツ)が好スタートを切った。また姉妹車の23号車も、JOTAの28号車を間に挟んでクラス3番手につけている。

 LMGTEアマでもベストタイムは序盤に記録され、ダニエル・セラが2分16秒177のクラス最速タイムを刻んだ木村武史組57号車フェラーリ488 GTEエボ(ケッセル・レーシング)がトップに。0.540秒差で同門のAFコルセ21号車が続き、21号車アストンマーティン・バンテージGT3(ORT・バイ・TF)がクラス3番手となった。星野敏、藤井誠暢が乗り込む777号車アストンマーティン・バンテージAMR(Dステーション・レーシング)はトップと1.460秒のクラス6番手だ。

 WEC第3戦スパの走行初日は、このあと16時20分(日本時間23時20分)から2回目のフリープラクティスが行われる予定だ。

今戦からハート・オブ・レーシングチームが運営することになったノースウエストAMRの98号車アストンマーティン・バンテージAMR 2023年WEC第3戦スパ6時間レース
今戦からハート・オブ・レーシングチームが運営することになったノースウエストAMRの98号車アストンマーティン・バンテージAMR 2023年WEC第3戦スパ6時間レース

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