P.MU/CERUMO・INGING プレスリリース

 残り時間が6分を切ったところで、2台はそろってコースへ。石浦はタイヤのウォームアップを終えてタイムアタックに入ったが、コースの後半に入ったところで前を走るマシンがスピン。これによりペースを落としてしまい、次の周で仕切り直しのアタックをするもののベストタイムを更新することは叶わず、2列目・4番手のグリッドを確保することになった。一方の国本は約3.7㎞と距離の短いコース上でトラフィックに阻まれ、自身のポテンシャルを十分に発揮することができず、10番手と中盤のスターティンググリッドとなった。

 決勝レースのスタート進行は午後2時45分から始まったが、8分間のウォームアップ走行のためにピットロードへと出た石浦のマシンにトラブルが発生する。チームは急いでピットの中へマシンを戻しトラブルの原因を探ると、なんとかスターティンググリッドへの試走時間までには修復を完了し、石浦は無事に4番手のグリッドへとつけた。決勝レースは午後3時30分にスタート。チームのリカバリーに応えるべく、石浦は抜群の反応を見せて2番手あたりで1コーナーに飛び込んでいったが、スタート直後の集団の中で行き場を失い、オープニングラップは8番手で終えることになった。

 抜きどころの少ない岡山ではスタートから序盤の数周でほとんど勝敗が決まってしまうと言われ、上位陣ではじわじわと差が広がっていくような戦いが起きていたが、石浦は終盤まで7番手との差が1秒を切る接戦を展開。相手にプレッシャーをかけ続けたが、最後までオーバーテイクのチャンスを見つけることは出来ず8位フィニッシュとなった。

 10番手スタートの国本もスタートでは1台の先行を許したが、オープニングラップで順位を取り戻す。それ以降の順位アップは叶わなずそのまま10位フィニッシュとなったが、レース中のベストラップは上位陣とそれほど大差なく、それ故にスプリントレースでの予選の重要性を痛感する結果となった。仕切り直しの明日は、2台揃って上位フィニッシュを目指す。

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