ドライバー/#1国本雄資
「思ったようなグリップが得られず、予選は苦しかったです。決勝レースもあまりペースが良くなかったのですが、ああいう展開になると分かっていたので、一番の問題は予選でしっかりとタイムを出せなかったこと。2セット目のタイヤでアタック中にトラフィックにかかり、タイムを伸ばせなかったのが要因だと思っています。明日の予選も2セッションに分かれてはいますが、Q1は今日と同じく20分間で全車が走るので、今日の反省を踏まえて、明日に向けていろいろ対策をしていきたいと思います」
ドライバー/#2石浦宏明
「スタート自体の反応は良くて、ポールシッターの関口選手の横までは並んだのですが、そのあと行き場所がなくなってしまい、ポジションを下げてしまいました。8分間のウォームアップが走れなかったのでクルマの様子が分からず、“行ききれない”まま後退してしまったのは仕方ない部分もありますが、今振り返ると“もっと行けたかも”と思います。決勝中は明日の予選のことも考えて、いろいろなトライをしながら走りました。こうやって一歩ずつエンジニアとトライしていることが、明日につながればいいなと思います」
監督/立川祐路
「正直なところ、開幕の鈴鹿も今回も、今年のスペックのタイヤにまだ完璧に合わせきれていないという部分があります。それが今日も響いてしまいました。1号車も2号車も勝てるだけのポテンシャルは持っているので、それを早く発揮させたいですね。スタート後のレース展開に関しては、うちだけじゃなく他のクルマにしても前にしかけられるところまで近づけない状況だったので、致し方ないかなとも思います。明日はいきなり予選から始まるので立て直すのは難しいかもしれないですが、仕切り直して明日は前の方でいいレースができるように頑張ります」
総監督/浜島裕英
「去年の岡山大会で我々がとても良かったとすると、今年は新しいタイヤを十分に使いきれていないのだろうという感じがあります。いい時はいいのですが、波がありますね。鈴鹿では、それほど悪くはなかったと思いますし、今日も順位は良くありませんでしたが、非常に僅差の戦いでした。ただ、微妙な差が大きな違いとして結果に表れるのがここの特徴。去年も圧倒的な強さを誇っ
ていたように見えますが、僅差をしっかりと戦い抜いていたというのが事実でしょう。2レース制ですから、今日は今日でおしまい。明日に向かって、しっかりと準備を進めていきたいですね」
