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投稿日: 2017.10.30 17:17

スーパーフォーミュラ:関口雄飛 2017年第7戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:関口雄飛 2017年第7戦鈴鹿 レースレポート

 予選再開後、最初のアタックに出た関口雄飛が1分56秒476のトップタイムをマークしたことで、各車一斉にタイムアタックに突入します。コース上の混雑と水煙で思うようにペースを上げられない関口雄飛でしたが、前車とのスペースを大きく開けて再度アタック。
 
 それでもアタック中に黄旗が出され、遅いマシンに引っ掛かってしまいアクセルを緩めるしかありませんでした。関口雄飛はセッション終盤、最後のアタックに突入し、ラストアタックを決めるべくプッシュしていたところに、またしても第1コーナーでコースアウトするマシンが出て、赤旗中断。
 
 最終的にセッションはそのまま終了とされ、関口雄飛は予選13番手でQ1を通過したように見えましたが、主催者側は天候の悪化と危険回避のために、この時点で予選終了とし、予選Q2、Q3をキャンセルすると発表しました。
 
 その後、主催者は翌日の決勝レースに関しても台風の影響により中止と発表しました。これによって、2017年度全日本スーパーフォーミュラ選手権は全日程を終了となり、関口雄飛はシリーズランキング4位で今シーズンを終えることとなりました。
 

■関口雄飛のコメント

「決勝レース中止は悔しいですが、台風の接近という状況下で、ドライバーにとっても危険な状況でしたし、観戦してくださっているファンの皆様の状況や安全を考えると、早い段階での中止が発表されて、ある意味良かったと思います」

「予選では、前が全く見えない状況のなかで、それでも攻めていったら黄旗が出ていたので、その周のアタックを取りやめ、次のラップに賭けていました。しかし第1コーナーで飛び出したマシンがいたことで、赤旗が出されてしまいました」

「ポールポジションには届かなかったかも知れませんが、もっとタイムは出せたはずなので、Q2、Q3の中止もあって、とても悔しい予選でした。マシンそのものは金曜日からバランスも良く、決勝レースが実施されていれば、という悔しい気持ちもありますが、危険な状況の下でレースをするのは本意ではありません」

「結果的に今年のタイトルは獲得できませんでしたが、いろいろな部分で去年より成長した自分を感じていますし、チームや応援してくださった皆さんに、とても感謝しています。来年こそはタイトルを獲得すべく、シーズンオフの間にしっかりと準備を整え、頑張りますので皆さん、応援宜しくお願いします」

「まだスーパーフォーミュラ以外にも僕の今年のレースは残っていますので、精一杯ベストを尽くして頑張ります。今年1年間、本当に応援ありがとうございました」


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