「今回の予選も赤旗の影響は仕方がないですけど、その後、ソフトタイヤのニュータイヤを入れていれば7番手とかにはなれた可能性があったので、赤旗が出たときのその後の対応策がもっといろいろできたと思います」

 ホンダだけでなく、国内モータースポーツにとっても刺激になる松下、福住の存在感。ホンダモータースポーツ部の山本雅史部長も、勝った山本尚貴とともに、若手ふたりの活躍に目を細める。

「まずはポール・トゥ・ウインで2年ぶりの勝利、尚貴がよく頑張った。長いレースだったけど、タイヤをスタートミディアムでソフトに変える作戦も良かったと思いますし、本当に尚貴が良く頑張ったレースだったと思います」

「福住はメカニカルトラブルで残念ですけど、また今週、気持ちを切り替えて週末のバクー(アゼルバイジャンでのFIA F2)で頑張ってほしいし、松下も今回、とてもチャレンジングにアプローチしていたので、本当に期待しています。次の第2戦オートポリスで頑張ってほしいですね」

 この2年のスーパーフォーミュラは『GP2チャンピオン』の肩書きでストフェル・バンドーン、ピエール・ガスリーと実績のある外国人ドライバーの来日参戦が話題となっていたが、蓋を開けて見れば今年のスーパーフォーミュラも前年以上に個性的でポテンシャルの高い新人たちが粒ぞろいとなった。

 残念ながら同じルーキーの千代勝正(B-Max Racing team)やピエトロ・フィティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)は今回は見せ場がほとんどなかったが、第2戦以降にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。2018年のスーパーフォーミュラも、ホンダのふたりを筆頭に、新しい顔ぶれのドライバーが大いに盛り上げてくれそうだ。

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