「小暮がほとんど止まった状態でいて、避けることはできなかった。あのような渋滞が起きるのも問題だから、レースコントロールと話もしたし、しっかり解決していかなければいけないと思う。僕のマシンにもダメージがあったから直す必要があったね。正直、あの短時間での修復は厳しいだろうと思っていたんだけど、でも彼らはやってくれた。本当に感謝しているよ。そこから流れが良くなったようにも感じたね」とロッテラー。やはり、Q2のタイムアタックがきっかけとなり、決勝での2位表彰台につながっていった。

 この結果を受けてロッテラーは、15.5ポイントでランキング2位。トップの関口とは1.5ポイント差と非常に僅差だが、3位の石浦は15ポイント、4位国本雄資も14.5ポイント、さらに5位山本尚貴は14ポイントと3ポイント以内に5人がひしめいている状態だ。

これについては「計画としては、これから全て勝てれば一番いいんだけど(笑)、そう簡単にはいかないからね。ただ、前半戦と比べると確実にスピードも取り戻してきたし、結果も出るようになった。でも関口も速いし、石浦も速い。また僕たちもまだレベルアップしなければいけないところはあると思っている。スーパーフォーミュラは毎回僅差でタフな選手権であることはわかっている。とにかくベストを尽くして頑張りたい」と、今回のレースを経て得られた自信も少し垣間見えるような表情で語った。

 また、ロッテラーは今回から新バージョンとなったエンジンについても手応えを感じているようで、「すごく良くなったね。特にドライバビリティが良くなった。ただ、レースではホンダ勢とバトルをしていないから、実際にどっちが有利かはわからない。でもわずかだけ有利なんじゃないかなと思う」と笑顔でコメントしていた。

 昨年は第6戦SUGOで優勝し、第7戦鈴鹿のレース1で連勝。最終的にはチャンピオンに届かなかったが、終盤戦での強さを発揮していた。今年も、この再現ができれば逆転チャンピオンも十分にありえそうだ。

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