
前日にも増して厳しい暑さに包まれた岡山。1列目の野尻と石浦が順当なスタートを決めた一方で、3番手のロシターがスタートミス。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の先行を許し、野尻、石浦、オリベイラのトップ3で1コーナーを通過していく。
そして、1周目を終えた時点で国本、一貴、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、山本尚貴(TEAM 無限)、伊沢拓也(REAL RACING)、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)がタイヤ交換義務を消化。それぞれ順当にコースへと復帰するが、そのなかで関口だけエンジンスタートに手間取りタイムロス。順位を落とすことになった。
レース前半でほとんどのドライバーがピット作業を済ませ、20周を終えた時点で残るはトップを行く野尻と石浦のみ。この2台が1分18秒台後半~19秒台で周回するのに対し、国本以降の面々は18秒台前半のタイムを重ねてギャップを詰めていく。
21周目にトップの野尻がピットイン。チームはスムーズなタイヤ交換作業をみせるものの、国本、一貴の先行を許すことになった。
最後に残った石浦のピットタイミングに注目が集まったが、30周目にナレイン・カーティケヤン(SUNOCO Team LeMans)が2コーナーを立ち上がった先でスピン。コース上にマシンがストップしてしまう。