投稿日: 2015.04.20 12:03
更新日: 2016.09.14 12:08

ホンダ佐伯責任者「まだ改善の余地がある」


スーパーフォーミュラ | ホンダ佐伯責任者「まだ改善の余地がある」

 タイヤ交換を行わず、給油のみの作戦を選択して順位を上げた#64 中嶋選手が6位まで順位を上げてチェッカーフラッグを受け、7位の#11 伊沢選手、8位の#40 野尻選手がシリーズポイントを獲得しました。ピットイン時のエンジンストールで順位を下げた#65 バゲット選手は10位、#16 山本選手は15位完走扱いとなりました。優勝は#2 アンドレ・ロッテラー選手(トヨタ)でした。

 2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズの第2戦は5月23日(土)、24日(日)に岡山県の岡山国際サーキットで開催されます。

コメント
佐伯昌浩|「HR-414E」開発責任者
「コースレイアウトとタイヤの状況を考えると、今回のレースはスタートで順位をキープすることが必要でした。しかし、フロントローの2台がスタートで順位を下げてしまったために苦しい展開となってしまいました。今後はスタートでライバルに負けないようにクラッチの特性をエンジン側で個人個人に合わせてもっと調整する必要があると感じています。最終ラップで山本選手に起きたトラブルの原因はこれから調査します。レース中のペースは悪くありませんでしたが、まだクルマ全体としては改善の余地があります。次の岡山ラウンドは開幕前テストで調子がよく、自信がありますので期待してください」

ナレイン・カーティケヤン選手(3位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「ウエット路面となった朝のフリー走行は、マシンのパフォーマンスがあまりよくありませんでした。決勝レースは路面が乾いたので期待をしていたのですが、スタートで順位を下げてしまい少しガッカリしました。レース序盤は前を走る4番手のマシンに引っかかり、トップグループと離れてしまいましたが、ピット作業後にうまく前に出てからは積極的に走ることができました。最終的には運も味方につき、スーパーフォーミュラ シリーズで初めての表彰台を獲得できて本当にうれしいです。今シーズンは新チームと新エンジンでのチャレンジとなりましたが、チームのモチベーションが高まる結果を残せてよかったと思います。Hondaエンジンは強く、スムーズでとても好感触を得ています。これからが楽しみです」


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