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投稿日: 2015.10.19 12:28
更新日: 2016.09.15 12:32

可夢偉「最終戦鈴鹿、勝ちにいきたいと思います」

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スーパーフォーミュラ | 可夢偉「最終戦鈴鹿、勝ちにいきたいと思います」

決勝(10月18日)
天気:晴れ/コース状況:ドライ
気温:21度(14時05分)
路面温度:31度(14時05分)
決勝フォーメーション開始:14時30分
決勝レース周回数:68周

#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
平川亮選手
決勝結果:8位(所要時間:1時間18分42秒338、ベストラップ:1分08秒159)
 決勝日もSUGOは秋晴れに恵まれた。予選で不本意な結果に終わった平川は、13番グリッドから巻き返しを期す。迎えたスタート、平川はダッシュ良く加速し、混乱も予想された1~2コーナーでの位置取りもうまく運んでいって、1周目に4つもポジションを上げ、9番手へと進出を果たす。幸先の良い出足に、チームの士気も一層高まった。そして9周終了時点でルーティンのピットストップへ。給油のみ、約8秒の停止時間で平川はコースに戻ってゆく。燃費的にピットストップが可能となる最も早いタイミングでそれをこなしたわけだが、今回のチームの作戦は小林ともども、単独走行でのペースアップが根幹だった。ピットアウト後、実際に平川は好ペースで周回を重ねていく。レース中盤からは小林のすぐ後ろに接近、終盤に全車がルーティンピットを終えた時点で平川の順位は7番手に。最終周にガス欠状態となり、ひとつ順位を落として8位でのゴールとなったが、予選からは5つ順位を上げ、4戦連続入賞。

#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
小林可夢偉選手
決勝結果:6位(所要時間:1時間18分40秒097、ベストラップ:1分08秒219)
 7番グリッド発進の小林は、スタートでひとつポジションアップ、6番手でオープニングラップを終える。今回の作戦は単独走行でのペースアップだ。マシンもそれが可能となる方向性のセットアップに仕立てての出走である。予定通り、小林は10周終了時点という早いタイミングでルーティンピットへ、9秒弱の給油のみでコース復帰する。そこからの小林のラップタイムペースは、給油により上位グループよりマシン重量がやや重くなっているにも関わらず、首位との差がほとんど変わらないままという、実に素晴らしいものであった。しかし、中盤から上位グループもピットし、小林の前でコース復帰してくるようになると、自分のペースで走ることが難しくなってくる。マシンの仕立ても単独走行での速さを最優先に目指した仕様のため、前走車について走るような状況は今日は得意とはいえず、さすがの小林も苦闘した。平川同様、最後の最後にはガス欠症状も出るなどしたが、小林は6位を守り切ってゴール、連続入賞で3ポイントを獲得した。


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