3日(土)、好天の下で午後2時40分よりノックアウト方式の予選が行われました。Q1は2グループに分けての実施。それぞれ9台ずつ出走し、上位7台がQ2へと進出します。

 気温20度、路面温度27度のコンディションで開始されたQ1のA組は、10分間のセッションの残り7分を切って全車コースイン。3周ほどのウォームアップで充分にタイヤを暖めた後、チェッカー目前でアタックを開始。午前中のフリー走行や直前の公式テストでも好調だった宮田と平川が、トップとコンマ1秒以内という僅差のタイムで3、4番手タイムをマーク。

 これに阪口も続き5番手。スポット参戦で初めてスーパーフォーミュラの予選を戦う小高は最後の最後に7番手に飛びこみ、Q2進出を決めました。一方で山下健太(KONDO RACING)はタイムが伸びず、9番手でQ1敗退となりました。

2021スーパーフォーミュラ第1戦富士 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
2021スーパーフォーミュラ第1戦富士 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

 B組も終盤目まぐるしく順位が入れ替わる展開となりましたが、中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が3番手の好タイムをマーク。
 
 最後までコースインを遅らせてアタックした国本雄資(KCMG)が5番手。関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が6番手、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が7番手でQ2進出。スポット参戦の中山と大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)は8番手、9番手でノックアウトとなりました。

 Q2は7分間。阪口が1分21秒台に入れる好走を見せると、平川がこれを上回るタイムで3番手。宮田も1分21秒台で5番手に入り、この3台がQ3へ進出。中嶋は終盤8番手に入り、Q3進出を決めたかと思われましたが、そのアタックラップで走路外走行違反を取られベストタイムが抹消。関口が9番手、坪井10番手、国本12番手、中嶋13番手、小高14番手でQ3進出を逃しました。

 Q3では、トヨタ勢はQ2のタイムを僅かに更新したものの、ライバルが大きくタイムを伸ばし、阪口が5番手、宮田が6番手、平川が7番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなりました。

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