前日の第7戦とはうってかわり、気温30度を超える真夏日のなかでのレースとなった全日本スーパーフォーミュラ選手権の第8戦決勝。このレースでは野尻智紀(TEAM MUGEN)が優勝した場合、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)の順位次第では、最終鈴鹿大会を待たずにシリーズチャンピオンが決する可能性もあった。しかし、平川が2位、野尻が4位、フェネストラズが6位に終わったことで、王座決定の瞬間は10月の鈴鹿大会へ持ち越しとなった。

 ただ、ランキング上位ふたりの第8戦は、ある意味で明暗がわかれる結果となった。

■「戦う相手を間違えなかった」野尻智紀

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