今回チームメイトに迎えたカーティケヤンに関しては「ナレイン(カーティケヤン)とはスーパーフォーミュラでライバルとして戦ってきましたし、僕がイギリスF3でレースをしていた頃に所属していたチームの監督は、かつてナレインのエンジニアを担当していたりというつながりのある間柄です。13日に行われたホンダのモータースポーツ体制発表会の前にも食事に行ってコミュニケーションを取っており、違和感なく仕事を進められるはずです」と述べた。
「エンジニアなどの体制に変更はないので、16年シーズンに見つけた方向性を全員で共有し、これから始まるテストでクルマやドライバー、すべての完成度を高めてシーズンに臨みたいと思います」
ホンダは17年シーズン、これまで使用していたHR-414Eエンジンに換え、新たに『HR-417E』を投入する。スーパーGTのテストですでに新たなエンジンを試したという大祐は「スーパーGTのテストで試したホンダの新エンジンのフィーリングもこれまでとはかなり異なるものだったので、SFのマシンで走らせることが今から楽しみですね」と期待を述べた。
新たにパートナーに迎えたTCSとともに17年シーズンを戦う『TCS NAKAJIMA RACING』。例年以上に勝利を熱望するチームと大祐は3月6日(月)、第1回目の合同テストに臨む。
