11時29分にセッションは再開され、各陣営が走行を行うが、ほどなくしてマーデンボローがニ度目のクラッシュを喫してしまう。逆バンク出口から、ダンロップカーブの入口で体勢を乱したマーデンボローのマシンはスポンジバリアに乗り上げるかたちでストップ。マーデンボローは自力でマシンから脱出したが、このクラッシュにより赤旗が提示され、セッションはふたたび中断された。

 マシンの回収と飛散したスポンジバリアの復旧作業にやや時間を要し、セッションは11時50分に再開となる。ここにきて自己ベストタイムを更新するマシンが増え始め、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)らが1分37秒台を記録していく。

 セッション残り約20分のところで、ディフェンディングチャンピオンの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が1分36秒821をマークしトップに躍り出る。テスト時のタイムながら、16年のポールポジションタイムを上回るのはもちろんのこと、14年にロッテラーが記録した鈴鹿のコースレコード1分36秒996をも上回るタイムだ。

 国本がトップのまま午前中のセッションは終了するかに思えたが、チェッカー間際のところで関口が1分36秒549を記録しトップタイムを塗り替え、そのままセッションは終了。関口が1分36秒549を記録しトップ。国本が1分36秒821で2番手。3番手には一貴が続いている。石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が4番手。キャシディが5番手、中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)がホンダ勢トップとなる6番手タイムを記録している。

国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING
国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING
中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)
中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)

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