決勝レース5月4日(木・祝)晴れ/ドライ

 スタートを担当した阪口選手は、ポジションキープからレースを開始する。スプリントレースであれば早めの仕掛けが望まれるところだが、今回は普段に増しての長丁場、まずは安定の周回を心掛けることとなった。

 それでも前を行く車両にトラブルが生じたり、早めのピットストップを余儀なくされたりするたび、順位は上がっていき、14番手となった31周目に阪口選手は、井出選手と交代する。その間に20番手へ。

 正直に言えば、バトルを経ずに淡々と周回を重ねていくのは、井出選手も阪口選手も本分ではないはずだ。それでも今は我慢の時と、その一方でドライビングにもトライ&エラーを続けることで、新たな可能性を少しでも見出そうと……。

 69周目からは再び阪口選手が『EIcars BENTLEY GT3』に乗り込み、そのタフネスぶりゆえ、タイヤを交換せずともプッシュが可能なことが明らかになったことからゴール間際は何度もオーバーテイクシーンを披露し、トップから2周遅れではあるものの、16位での完走を果たすことに成功。また着実な前進を遂げていた。

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