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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.22 15:28

シンティアム・アップル・ロータス 2017スーパーGT第3戦オートポリス 決勝レポート

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スーパーGT | シンティアム・アップル・ロータス 2017スーパーGT第3戦オートポリス 決勝レポート

2017年5月22日
プレスリリース

スーパーGT 2017第3戦KYUSHU 300kmレース決勝レポート

 5月21日(日)、スーパーGT第3戦SUPERGT IN KYUSHU 300KMの決勝レースが大分県のオートポリスで開催されました。

 シンティアム・アップル・ロータスは土曜日の予選を全30台中14位で通過。一昨年ポールポジションを獲得したこのサーキットで、中段からの追い上げを狙いました。

 気温24℃、路面温度35℃。昨日よりも若干涼しい気候のもとで、65周(GT500換算)のレースは14:00から定刻通りにスタート。EVORAが得意とするテクニカルコースでその順位を挽回すべく、第一スティントのドライバーはエースである加藤寛規選手が担当しました。

 しかしEVORAはオープニングラップのスタート時点で、FIA-GT3勢に飲み込まれその順位を大きく落としてしまいます。第2戦の富士で確認された加速力不足によって、1コーナーから続くストレートでは為す術がなかったのです。

 レースも序盤から大きく荒れました。3周目に一台のGT500マシンがスピンを喫し、そこにGT300クラスの2台がぶつかるというアクシデントが発生。これによってセーフティカーが導入され、レースが再開したのは11周目に差し掛かる頃でした。

 一台のマシンがリタイアしたことから、17番手となったEVORA。ここで加藤選手は懸命に踏ん張り順位をキープ。47〜48秒台のラップタイムでコンスタントに走り続けました。そして前後の間隔が整い、燃料が軽くなり始めた20周目あたりからは、トップを走るマシンと遜色ない46秒台で連続周回。

 その順位をひとつずつ、着実に上げて行きました。さらに上位陣がルーティンのピットを完了した34周目には2番手まで順位を上げ、これを41周目までキープしてピットイン。高橋一穂選手にそのバトンを手渡しました。

2017スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス
2017スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス

 しかし16番手でコースに復帰した高橋選手は、アウトラップで痛恨のコースオフを喫してしまいます。幸いマシンは無事でしたが、このときEVORAのタイヤは汚れを拾ってしまったため、高橋選手は思うようにタイムを上げられない苦しい走行を強いられました。そしてこのような状況下で、トップ争いを繰り広げるGT500マシンたちに先を譲ることによって、さらなるタイヤマーブルを拾うという悪循環に陥ってしまったのでした。

 ここオートポリスは、タイヤにとても大きな負担が掛かることで有名なコースです。そして路面にまき散らされるタイヤマーブルを拾うと(ピックアップといいます)、そのラップタイムは秒単位で落ちるという恐ろしさがあります。

 まさにこの状況へ足を踏み入れたEVORAと高橋選手は、最後までピックアップを解消することができませんでした。そして最終的に、24位でチェッカーを受けました。

次戦は7月22日(土)/23日(日)に開催される第4戦SUGO GT 300KM RACE。

 チームは第4戦までの2ヶ月の時間を使い、今回解決仕切れなかった問題に取り組みます。SUGOはオートポリス同様、EVORAにとって有利なコース。ここでの復活を期するべく全⼒でがんばりますので、変わらぬ応援のほど宜しくお願い致します!


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