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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.05.03 21:52
更新日: 2016.05.03 22:38

SGT富士 決勝予想:速すぎるGT-Rを止められるか?

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スーパーGT | SGT富士 決勝予想:速すぎるGT-Rを止められるか?

 ZENT CERUMO RC Fが予選3番手に入ったものの、グリッド2列目までに3台のGT-Rが入り、ポールポジションを獲得したカルソニック IMPUL GT-RとZENTの差はコンマ5秒と、結果以上にニッサン陣営の強さが際立った予選となった第2戦富士。明日の決勝はどこがポイントになるのだろうか。

 優勝必至の目標でこの富士戦に臨んでいたZENT陣営の落胆は大きかった。同じブリヂストンタイヤで、ほぼ同じウエイトハンデのカルソニックとコンマ5秒差。同じブリヂストンでも選択したタイヤが違っていたとはいえ、この差は大きい。「このままでは昨年の再現になってしまう」とZENTの立川祐路が危機感を示すように、昨年、MOTULとカルソニックの1-2と同じ展開が起きても不思議ではないほど、GT-Rは速かった。

ZENT CERUMO RC F
ZENT CERUMO RC F

 昨年は2台のマッチレースだったが、今年はさらに予選2番手のS Road CRAFTSPORTS GT-Rが加わり、GT-Rの3台が独走してGT-R同士で争うという、ニッサンファン以外は喜べない展開になる可能性も秘めている。それほどまでに、この予選を見る限り、GT-Rのこの富士での強さは圧巻だった。

 今年は開幕戦の岡山に続き、この富士でもレコードタイムが更新された。空力開発が凍結されて昨年と変わらず、燃料流量が昨年と比べて95パーセントと、5パーセント減っている中でのタイムアップ。ニスモの鈴木豊監督は「タイヤの進化が大きいですが、それに合わせて足回りやエンジンのトルク特性も進化しているためではないでしょうか」と、その理由を分析する。


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