その後は63周目にKeePerがトラブルからか、ピットインしてタイヤを交換。そして残り10周となったところで2番手のS Road本山がペースを上げ、6秒強あったトップのDENSO平手晃平とのギャップが1周1秒近く縮まり、S Road本山がDENSO平手を追い詰めていく。

 DENSO平手もGT300を後ろに挟むようにブロックしてトップをキープするも、残り数周となったところで2台は0.7秒差のテール・トゥ・ノーズ状態に。

 残り2周の最終コーナーでS Road本山はDENSO平手のスリップに入り、ファイナルラップの1コーナーでS Road本山がアウトから並び掛かるも、DENSO平手はトップを死守。これで勝負あったかに見えたが、馬の背あたりで雨が突然強まり、DENSO平手はSPひとつめのアウトでオーバーラン。

 しかし、後ろのS Road本山も止まりきらず、若干オーバーラン。そして2台がぶつかり合いながらSPふたつ目でコースに復帰し、あとひとつの最終コーナーを目指して、まさに肉弾戦のような壮絶なトップ争いが繰り広げられることに。

 そのシーンを目撃した者は誰もが固唾を呑んだであろう、意地の張り合いのような形になった2台のトップ争いはDENSO平手がなんとか先にマシンを立て直し、先に最終コーナーへ。S Road本山はマシンがふらつき、DENSO平手に遅れて2番手で最終コーナーへ。

 リカバリーの早かったDENSO平手がスーパーGT史上、まれに見る混迷のレース&好バトルのSUGO戦を制して、2016年最終戦以来の2017年初優勝を飾った。これでレクサスLC500は今シーズンの連勝を4に伸ばし、今季の全戦全勝をキープ。

 惜しくも2位となったS Road本山だが、予選順位は15番手の最後尾からの躍進。DENSO平手、S Road本山ともにチェッカー後にマシンを降りるとすぐにお互い堅い握手を交わし、何度も何度も健闘を讃え合った。

接触しながらの戦いを終えて、お互いの健闘を讃え合う平手と本山

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