ウエイトハンディが厳しくとも、シリーズ争いの生き残りをかけた熾烈な戦いのなかで勝機を確実に掴んで上位に食い込み、6ポイント差で追うシリーズリーダーを追いつめておきたい正念場。チームは一丸となって、一意専心にシリーズランキング首位奪回を目指していった。

 5日(土)午前中の公式練習走行は、朝方は晴れていたがセッション開始時点は曇り空に。気温25度/路面温度29度と季節的には低めのコンディションのなか、8時50分から混走セッションが開始。
 
 最初にステアリングを握ったヘイキがソフト系のタイヤを装着してコースイン。まずは1分31秒155でその時点の5番手タイム。クルマのバランスはまったく問題ない様子で、次にミディアム系のタイヤを装着して感触をチェック。
 
 こちらも1分31秒241とタイム的には相違ないが、ヘイキの感触的にはミディアムが良い感じとのこと。平手にも2種類の確認してもらうべく19周目からタイヤの確認と、クルマをいじることなくタイヤの確認を中心に行っていった。
 
 平手もハードの方が決勝を考えると良いとの判断。QFで使わないと決めたソフト系タイヤを装着して平手が混走セッション中にアタックシミュレーション。混走セッションでは10番手となった。
 
 その後の10分間のGT500単独セッションでヘイキが同じくソフト系タイヤでアタックシミュレーションを行い公式練習走行を終えた。公式練習走行では合わせて40周を走行し、ヘイキのマークした1分30秒997で14位に。
 
 サファリの時間は燃料を多く積んだ状態で走行。バスが退去した後のタイムで7番手と決勝はまずまずの良いペースで走れる感触をもってQ1への準備を終えた。

公式予選

■Q1:ヘイキが0.15秒差で惜しくもQ1突破を逃す
 5日(土)午後も曇り空となり、気温27度/路面温度33度のコンディションとなった。残り8分ほどでファーストアタッカーのヘイキがコースイン。
 
 感触の良かったミディアム系のタイヤを装着して臨んだQ1。じっくりと丁寧にタイヤに熱を入れて少々時間がかかったもののまず4周目からのアタックで、まず1分30秒925のタイム。
 
 ふたたび全開アタックで1コーナーに飛び込んだヘイキはセクター1で19秒台に入れてくる速さを見せる。
 
 続くセクター2も27秒を切ろうかという勢いで駆け抜けたヘイキ。期待がかかったセクター3でも好タイムを刻んだが1分29秒921でQ1突破に僅か0.15秒差の9番手タイムとなり惜しくもQ1突破を逃す結果となった。

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