決勝レースは路面温度が50℃にも迫る中、 午後12時38分にスタート。 Audi Team Hitotsuyamaは第1スティントを柳田選手に託しました。 スタート時は、 予選をアタックしたタイヤをそのまま使用せねばならず我慢の展開となりましたが、 柳田選手はベテランらしく落ち着いたペースで周回を重ね、 リチャード選手へとバトンをつなぎます。
その後、 セーフティカー走行中にタイヤがパンクに見舞われピットインを余儀なくされるなど不運な展開に。 第3スティントの柳田選手へと交替するも再びパンクが起こり、 次のリチャード 選手のスティントでは電気系トラブルが発生、 リタイヤとなりました。
今大会は1000kmという長丁場のレースゆえ、 3人目のドライバーを用意することが許されていました。 Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、 山田 真之亮選手とジェイク パーソン選手という若手コンビに加えて、 元F1ドライバーのクリスチャン クリエン選手を助っ人に迎えての挑戦となりました。
予選はクリスチャン選手が担当。 しかし、タイヤが路面温度とうまくマッチせず24位となりました。決勝は山田選手がスタートドライバーを務め、気温が上昇していく中、第1スティントを無事に走りきり、クリスチャン選手へと交替。
しかし、 15周ほど走ったところでパンクに見舞われます。タイヤを交換しジェイク選手へ交替するも、再びパンクが発生しボディを破損。リタイヤとなりました。