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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.10.10 13:59

スーパーGT:LEXUS TEAM SARD 2017年第7戦タイ レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:LEXUS TEAM SARD 2017年第7戦タイ レースレポート

■決勝

■ウォームアップ走行
 8日(日)サーキットサファリが日曜日に設定され、その後に行われた20分間のウォームアップ走行では気温30度/路面温度36度に。今回スタートドライバーの平手が燃料を積んだ状態で、2スティント目用のタイヤのベディングとスタートタイヤと同じミディアム系タイヤを確認。サーキットサファリとウォームアップ合わせて25周走行して決勝への準備を無事に整えた。

■決勝スタート
第1スティント:平手がウエット路面をドライタイヤで攻める
 8日(日)15時決勝スタート時点は気温30度/路面温度36度。7番グリッドから粉骨砕身に巻き返しを狙っていったDENSO KOBELCO SARD LC500。スタート直前の降雨で路面はウエットとなりセーフティカー(SC)スタートとなる波乱。

DENSO KOBELCO SARD LC500

 チームの判断でドライタイヤを装着して、同じくドライタイヤを装着した11番グリッド23号車との直接対決の駆け引きを選択する攻めの戦略を敢行した。スタートを担当した平手がウエットタイヤ勢に最初抜かれラップダウンと苦しい展開となったが、同じドライタイヤを装着する23号車よりも圧倒的スピードで引き離す気合いの走りを見せた。

 彼らがタイヤ無交換作戦を遂行しても十分にリードできるギャップを築く速さを見せた平手。10周ほどでドライタイヤの方が速いコンディションとなり、巻き返しに転じ大きく開いてしまった上位とのギャップをどんどん削っていった。だがトップとの差が1分程度となったところで膠着。満を持して35周を終えてピットに呼び戻した。

DENSO KOBELCO SARD LC500

第2スティント:ヘイキが猛追を見せ意地の6位フィニッシュ
 いつものように素早いピットワークでギャップを削るチームワーク。交代したヘイキは周りよりも1秒以上早いペースで猛追。あっという間に前走車に追いつき、45周目から立て続けに2台、そして54周目に1台と華麗にオーバーテイク。鬼神の追い上げを見せるヘイキは64周目にはトラブル車をパスして6位に浮上する。

 更に5位の背後でコーナー毎に隙を狙って前を伺いながらプレッシャーをかけ続けた。だが後一歩のところで惜しくもチェッカー。チームもドライバーも可能性がある限り前を追いかけ続け、常に攻めの姿勢を貫いて健闘の6位フィニッシュを果たした。

 ドライバーポイントは5点獲得(計41点)しランキング7位、チームポイントでは8点を獲得(計58点)しランキング6位。残念ながら今季タイトル獲得は消滅したが有終の美を懸けて勝負に臨む最終戦は、11月11日(土)・12日(日)にツインリンクもてぎで行われる。


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