東京オートサロン2018のホンダ関連では、昨年よりIMSAやマカオGPでのGTワールドカップに参戦していたNSX GT3や、インディ500を征した佐藤琢磨のマシン、Dallara DW12、シビックTCRにスーパーフォーミュラのSF14、そしてMotoGP参戦マシンのRC213Vが展示される予定で、今年もモータースポーツ、スポーツカー色が強いレースファンに嬉しい空間になる。

 また、今回の東京オートサロン2018のスーパーGT関連ではGT300クラスの話題が豊富になりそうだ。すでにSUBARU、埼玉トヨペット、プロジェクト・ミューなどが発表会を予定しており、ドライバーラインアップや今シーズンの参戦体制が明らかになりそうだ。

 ホンダのバトンとともに、もうひとつ大きなトピックスとして注目されるのがトヨタ。TOYOTA GAZOO Racingブランドから世界初公開というふれ込みで発表されるコンセプトカー、GRスーパースポーツコンセプトだ。

 GRスーパースポーツコンセプトはWECに参戦しているTS050 HYBRIDで培った技術やフィードバックを盛り込んで製作されたマシンであることは間違いなく、コンセプトカーであるとはいえ、実際のレース参戦への可能性などが期待される。

 メーカー系のマシンやチーム体制の発表以外にも話題は豊富だ。2018東京オートサロンの期間中にはモビリティランドが鈴鹿10時間耐久レースのカンファレンスを行い、富士スピードウェイは暫定的にスーパー耐久第3戦に予定されている富士SUPER TEC 24時間レースについての発表会を行うなど、2018年の国内新イベントの追加情報も気になる。

 さらに、開催直前になってWRCの日本ラウンドの開催についても新たな情報が2018東京オートサロンで緊急発表されるようで、他のブースでもユニークなトークショーが予定されたり、サプライズゲストのウワサなどなど、2018年のモータースポーツ界も新年早々、東京オートサロン2018の開催とともに賑やかなスタートを切ることになりそうだ。

TOYOTA GAZOO Racingが東京オートサロン2018に参考出品する『GRスーパースポーツコンセプト』
TOYOTA GAZOO Racingが東京オートサロン2018に参考出品する『GRスーパースポーツコンセプト』

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