「このことだけでも喜ばしいことではありますが、大手自動車産業の存在感やモータースポーツの注目度が高い日本社会で成し遂げられたことで、その意味は強まることとなります」
「また、ボランティア団体『ITALIANS for TOHOKU』にクインタレッリ氏が参加し、被災者のために積極的に役割を果たしたことも合わせて認められました」
また、受章したクインタレッリはイタリア語と日本語であいさつ。「このような名誉ある勲章をいただけることは、私のレース活動、『ITALIANS for TOHOKU』の活動が認められたことと嬉しく思います。これからも努力していきたいと思います。これで日本でのイタリア人のイメージ向上に役立てるなら嬉しいです」と語った。
「今日ここに来ることができたのは、いつも僕をサポートしてくれている皆さんのおかげです。そして、いつも近くで支えてくれる家族、イタリアで見守ってくれる家族にもありがとう、グラッツェと言いたいです」
日本のモータースポーツにおける実績が認められた今回の叙勲は、スーパーGTにおいても、非常に大きなできごとと言えるだろう。