31ラップ目にリスタートとなると、ピットを済ませるチームが数台。ラップタイムの好調からみた19号車はレースを続行した。32ラップ目にはトップから5台がLEXUS勢が占める展開となった。しかし、レースは中盤から序盤に向けて大きく動くこととなるが、この時点では、水面下の状況だった。
猛追の手を休めることなくプッシュし続ける関口選手はレースラップが落ちてきたころを見計らって、43ラップ目にピットイン。変わって国本選手が19号車WedsSport ADVANのバトンを受け取った。国本選手は、戦列に戻った時には5位にポジションを置く。そして45ラップ目にはトップの39号車がピットイン。ドライバーを代えコースに復帰したが、タイヤ無交換作戦を取っていた24号車がトップを奪う展開に。
ポジションを5位に構える19号車WedsSport ADVAN RC Fを操る国本選手もアグレッシブな走りで前車を追い詰め52ラップ目には6号車をとらえオーバーテーク。その後もバトルは続きトップ24号車のラップタイム落ち始めたころには24号車から後方の5台が団子状態になり、トップ争いが熾烈を極めてきた。
19号車WedsSport ADVAN RC Fは68ラップには300を絡めたレース展開にポジションを5位に構えることとなるが、追撃の手を緩めない国本選手は徐々にトップ争いの集団に追いつき団子状態の戦況のなか激しくバトルを交わし、いつ順位が変わるか解らない状況だった74ラップ目。300クラスのマシンが激しくクラッシュ。これにより赤旗中断となりレースは終了。WedsSport ADVAN RC Fは5位で第4戦を終えた。なんとも歯切れの悪い幕引きとなってしまうが、連続ポイント獲得を13戦にのばした。