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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.04.07 22:46

LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第1戦岡山 予選レポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第1戦岡山 予選レポート

 また、公式テストで仕上げていたZENT CERUMO LC500だが、フィーリングがドライバーの理想と若干異なり、その改良に時間を費やしていった。ただ日射しが射しはじめるとアクシデントでレッドフラッグが出たりと、思うように進められない。またセッション終盤には急に激しい雨が降りはじめてしまい、せっかくドライコンディションに転じていたにも関わらず、またウエットとなってしまった。

 立川から交代した石浦は、その時点で7周程度しかドライブできていなかったが、セットアップを進めるべくウエットでも活かせることを試しながら走行。最終的に公式練習は立川が24周、石浦が16周をこなし、立川がドライで記録した1分20秒051で7番手につけた。

 チームは公式練習で得られたデータをもとに、午後2時45分からの公式予選Q1に挑んだ。ステアリングを握るのは石浦だ。ただ、予選までの間にもしばしば雨が舞い、風も強かったため、やはり気温・路面温度とも上がっていない。ウォームアップには時間がかかりそうで、また雨が降り出す可能性もあったため、チームは石浦を通常よりもかなり早いタイミングでコースに送り出した。

 石浦は通常では考えられないほどのラップを費やしタイヤを温め、まず一度アタックをかける。しかし、別のタイミングでコースインしたライバルたちがコース上にいたことから、アタックを中断。再度アタックをかけ、今度は1分18秒877というベストタイムをマークする。

 しかし予選Q1通過にはわずかに及ばず、ZENT CERUMO LC500の順位は10番手。Q2の立川にステアリングを託せないまま予選を終えてしまった。じっくりとタイヤを温めたものの、低すぎる路気温に苦しめられたかたちだ。とは言え、同じパッケージをもつ#6 LC500がQ1を突破しており、そこは課題と言える。

 ただ10番手とはいえ、明日の決勝レースは天候も含め、展開もまったく予想ができない。LEXUS TEAM ZENT CERUMOの上位進出の可能性はまだまだあるはずだ。チームはしっかりと準備を整え、4月8日の決勝に挑む。

ZENT CERUMO LC500


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