代わってトップに浮上したGAINER GT-Rの安田は2番手HOPPY 86の坪井とのギャップを0.6秒前後として周回を重ねていく。14周目にはアトウッドの立ち上がりでは坪井が安田のスリップに飛び込んだが、ここはストレートスピードで勝るGT-Rに軍配。ポジションを奪うことはできなかった。

 トップ2台がバトルを繰り広げていると、後方からHitotsuyama Audi R8 LMS、31号車プリウスが接近してきて、トップは四つ巴の争いに発展する。

 ここで速さをみせたのは予選2番手からスタートしたHitotsuyama Audi。まずはHOPPY 86を攻略すると16周目のホッブスでGAINER GT-Rにクロスラインを仕掛けて、マイクナイトへの進入でイン側からオーバーテイクし、トップに浮上した。

 これで前が開けたアウディのリチャード・ライアンは、ペースを上げ2周後には約3秒までリードを拡大。このままライアンがリードを広げていくかと思われたが、その後方からハイブリッド車である31号車プリウスの嵯峨宏紀がじわじわと接近。24周目の1コーナーでは背後にぴたりとつけテール・トゥ・ノーズのバトルに発展する。

 タイヤの摩耗が進んでいるのか、アウディのライアンは思うようにペースを上げられず。バックストレートではイン側ラインをキープするなど防戦一方の戦いを強いられる。

 2台は5周に渡ってテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げていたが、29周目のホップスでアウディが周回遅れの30号車TOYOTA PRIUS apr GTを交わそうと背後についた際に30号車のリヤに接触。さらにアウディのリヤには31号車プリウスが接触する玉突き事故が起きてしまう。

 この接触が影響したのか、翌周のインフィールドセクションで31号車プリウスが突如ペースダウン。緊急ピットインを強いられて、トップ争いから後退を余儀なくされた。

 これで2番手にはARTA BMW M6 GT3が浮上。しかしトップのアウディとは6秒以上のギャップがついている状況に。

 また、このトップ争いからは引き離されていたHOPPY 86は30周目にピットイン。“お家芸”とも言えるタイヤ無交換作戦を敢行して松井孝允を送り出した。

 そしてGT500が41周目に突入した36周目、トップのアウディがピットインし、ライアンから富田竜一郎へドライバーを交代する。

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