その後、平川は一時12秒以上もあった2位との差をじりじりと詰めて行きましたが、惜しくも届かず、3位でチェッカー。9番手スタートから表彰台獲得を果たしました。6号車は4位フィニッシュ。38号車が8位、19号車が9位に入り、ポイント獲得を果たしました。

 GT300クラスでは、7番手スタートのプリウス31号車の嵯峨が、序盤から素晴らしい走りでライバルをかわしていき、20周目には2位へと浮上。まもなく首位の車両にも追いつきました。その後、10周以上に渡ってテール・トゥ・ノーズでの首位争いを繰り広げましたが、31周目に周回遅れに詰まって玉突き状態で接触。この接触で31号車は駆動系にダメージを負い、無念のリタイアを余儀なくされました。

 6番手からスタートを切ったRC F GT3 96号車は、中山雄一が好スタートでひとつポジションを上げましたが、その後タイヤの摩耗に苦しみペースダウン。後半を担当した新田も同じ症状に苦しみながらの周回を重ねることとなり、14位でレースを終えました。

コメント
KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー 平川亮

「タフなレースでした。2位浮上までは順調でしたが、僕に交代する直前にニック(・キャシディ)が17号車と接触し、車両にダメージを負ってしまいました。カウルを破損したほか、ステアリングのセンターがずれて、まっすぐ走らないような状態でした」

「そのため最初6号車にかわされてしまいましたが、その後なんとかその状況下でドライビングするのに慣れていき、6号車を抜き返せました」

「最後は前との差も詰めることが出来たので、もう少し戦えたのかなと思うとちょっと悔しいです。それでも、昨日の状況を考えれば3位は上出来ですし、良い開幕戦だったと思います」

KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー ニック・キャシディ

「車両の調子はとても良く、9番手スタートからトップまで浮上することができました。しかし、17号車をパスしたとき、避けられない状況で接触してしまい、車両にダメージを負ってしまいました」

「また、ピットでもタイムをロスしたのか、ポジションを落とすことになってしまいました。とはいえ、9番手スタートということを考えれば3位フィニッシュは文句ない結果です」

「タイトルを争うという点でも、良いレースができたと思います。ただ、ライバルのホンダ勢が本当にストレートで速かったので、次の富士も厳しい戦いになるでしょう」

3位表彰台を獲得した平川亮(左)とニック・キャシディ(右)
3位表彰台を獲得した平川亮(左)とニック・キャシディ(右)

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