2018 SUPER GT RACE REPORT
第1戦岡山国際サーキット

 アット-パンサーチームタイランドは、4月7日~8日、岡山県岡山国際サーキットで開催された2018 SUPER GTシリーズ第1戦に参戦、シリーズ本格参戦2シーズン目を闘い始めました。

 ドライバーは昨年同様ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ(Nattavude Charoensukhawatana)とナタポン・ホートンカム(Nattapong Hortongkum)が務めますが、マシンは新たにLEXUS RC F GT3を導入しました。

■公式予選

 年明けにシェイクダウンしたRC Fはその後岡山国際サーキットを含む合同テストを通してセッティングを進めてきました。2 人のドライバーは基本的な操縦性に満足していまし
たが、走行の機会も限られており、完全な状態に熟成することはできないまま開幕戦を迎えることになりました。

 チームは土曜日のフリー走行セッションで最終的にセッティングを行う予定でいました。ところがレースウィークの岡山国際サーキットは季節外れの寒波に襲われてコンディションが大きく変わってしまい、マシンを仕上げることができないまま公式予選セッションを迎えざるをえませんでした。

 Q1のタイムアタックは、今年に入って速さを増してきたホートンカムが担当しました。気温が低くタイヤを暖めるのが難しいコンディションの中、ホートンカムは1分27秒587を記録し、昨年は0秒572遅れをとった48号車を0秒192凌ぎましたがQ2進出はなりませんでした。

■RACE

 翌日曜日も気温は上がらず、難しいコンディションで決勝レースが始まりました。スタートドライバーは初めてホートンカムが担当、スタート後タイヤが暖まりにくい状況ながらポジションを維持していましたが、予選から使っていたミディアムタイヤの摩耗が進みグリップを失ってきたため、チームは予定外のピットインを行ってタイヤを交換することを決めました。

 ホートンカムは11周目にピットイン、タイヤをミディアムハードに交換してコースに復帰しましたが最下位まで順位を下げてしまいました。タイヤを交換した後、ホートンカムは安定したペースで周回を重ね36周を走り終えてピットイン、タイヤ交換、給油を行い、ジャルーンスルカワッタナに交代しました。

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