「1周目に小暮(卓史)さんがトップを守って帰ってきてくれたのが大きかった」.

2010年以来の2勝目を挙げたKEIHIN NSX-GTの塚越広大は、記者会見で年上のチームメイトを讃えた。コンビを組んで3年目。ARTA NSX-GTやRAYBRIG NSX-GTの体制が変わるなか、「不変」の強みを活かしての開幕戦優勝でもあった。

 もともと、ふたりはドライビングスタイルに差があった。塚越がトラクションを求めるタイプなのに対し、小暮はブレーキで奥まで突っ込みたいタイプ。

 金石勝智監督いわく「タイヤのタテ、横を使い分ける広大の走りの方が、効率がよくタイヤもタレない。そこは小暮が頑張って勉強してくれた」。お互いに歩み寄ってはいるものの、小暮が「合わせた」割合の方が大きかったようだ。

 当の小暮は「そっちの方が速いんで」と、飄々と語る。「ほんのちょっとのことなんですけどね。でも、いまのクルマは“ほんのちょっと”で全然違っちゃう」という小暮の言葉からは、現代スーパーGT500クラスに求められる緻密さが伝わってくる。

 ちなみに、今回小暮が決勝3周目にたたき出したファステストは、2番手にコンマ8秒の大差をつけていた。「進化していかないと、クビになっちゃいますから」。今年38歳を迎える“ベテラン”は最後にそう言って笑った。

《autosport 4月13日発売号No.1479》 スーパーGT 開幕戦岡山レース詳報
GT500 気になる3車のパワーバランス

本日のレースクイーン

大橋はるなAmbassadeur de MOTUL
2026年 / スーパーGT
Ambassadeur de MOTUL
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで