「特に第3セクターでグリップが足りなかった。もちろん、僕たちは30kgのウエイトハンデを搭載していたということもあるけどね。30kgだよ、実際に持ってみたら、その重さを実感できるはずだよ!」

 そんな厳しい状況でも、バトンは同じNSXの8号車、16号車(MOTUL MUGEN NSX-GT)との1コーナーを起点にサイド・バイ・サイドになりつつ、レースを盛り上げた。

「バトルはもちろん、楽しかったよ。彼らに抜かれてしまったのは残念だったけど、いい戦いができたし楽しめた。彼らはウエイトハンデがないので、僕たちの30kgのウエイトハンデが効いたかな。でも、最終的にはその8号車と近くでフィニッシュできたのでオッケーじゃないかな」

 第2戦富士は9位フィニッシュで2ポイント獲得。まだ2戦ながらドライバーズランキングは3位と好位置で、2週間後にはすぐ、第3戦鈴鹿が開催される。

「もちろん、次もターゲットは勝つことでなきゃいけないよね。鈴鹿の事前テストでは速やかったし、とにかく、レースでは速さを見せていく以外にない。今回のような問題(ピックアップ)が出ないといいね。鈴鹿はハイスピードコーナーが多くてダウンフォースが必要なサーキットだから、僕たちの方がコンペティティブだと思うよ」

KeePer TOM’S LC500と順位を争うRAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン

バトンの彼女、ブリトニー・ウォードさんも来日してRAYBRIGのチームウエアを纏って応援

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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