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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.09 16:15

TEAM IMPUL スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TEAM IMPUL スーパーGT第2戦富士 レースレポート

5/4(祝/金)決勝レース

天候:晴 コース:ドライ
気温/路面温度/湿度:22℃/37℃/30%(レース開始時)
決勝レース距離 4.563km×110laps=501.93km
観客動員数:5万5000人

 決勝日のこの日は霊峰富士山もきれいにくっきりと姿を現す素晴らしい快晴となりました。ただ、グリッドウォーク時にスポンサー旗の持ち込みが禁止されるなど強風が吹いていた富士スピードウェイ。

 今回のレースは、通常と異なり距離が500kmのため、ピットストップを2回行う3スティントとなります。カルソニック IMPUL GT-Rはヤン・マーデンボロー→佐々木大樹→ヤン・マーデンボローへと繋げる戦略。スタートドライバーはマーデンボローが務めます。

 14時40分、地元静岡県警の白バイ9台とパトカー4台先導によるパレードラップが開始。その後すぐ14時44分にフォーメーションラップに突入し、13番手グリッドからレースをスタートしました。

 今季よりスタート方式のレギュレーション変更があり、前戦の開幕戦岡山ではスタート違反によりペナルティを取られたマシンもあったため、スタートの瞬間には注目が集まりましたが大きな混乱なく1コーナーへと飛び込んでいきました。

 マーデンボローは、オープニングラップで12位のNo.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也選手)をかわすも、すぐに抜き返されてしまいます。続く3周目、セクター1区間にて1台後方の14位のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大選手)とサイドバイサイドでやり合うも13位を守ります。

 GT300クラスが交錯し始めた8周目以降、ペースが鈍く順位をズルズルと落としていたNo.3 CARFTSPORTS MOTUL GT-R(千代勝正選手)をかわして先行することに成功。12位へと浮上します。

 続けて同じくペースが上がっていなかったNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット選手)を、18周目にはタイヤがバーストしてピットインしたNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資選手)の2台を相次いでかわして10位、ポイント獲得圏内へと滑り込んできます。

 根気強くひとつひとつ順位を上げていきます。ファーストスティントの大半は10位で走行していましたが、徐々に前方との差を縮めていき30周目、No.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮選手)を捉えアウト側からサイドバイサイドで1コーナーへと飛び込んでいきます。

 立ち上がりで加速に勝りその先のコカ・コーラコーナーにてオーバーテイクに成功、9位へ浮上します。そのまま前方の6位争いをしていた集団に食らい付いていきました。

 36周目、1回目のピットイン。佐々木大樹へドライバー交代をし、タイヤ交換と給油を終えてコースへと戻ります。全車1回目のピットインを終えて、ファーストスティントでオーバーテイクをしていたNo.1 LC500(ニック・キャシディ選手)に先行されてしまい順位は10位。中盤戦へと突入していきます。

 交代した佐々木は、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(中嶋大祐選手)をかわして9位を取り戻し、49周目にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン選手)を最終コーナーでオーバーテイク。直後50周目に突入してからのホームストレートで1コーナーにて再度前に出られてしまいますが、コカ・コーラコーナー~100Rでの攻防に競り勝って8位へ浮上します。


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