果敢な追い上げもポイントに届かず

 5月3~4日、静岡県・富士スピードウェイにてスーパーGT 第2戦、『2018 AUTOBACS SUPER GT Rd.2FUJI GT500KM RACE』が開催されました。2018年シーズン開幕戦、岡山国際サーキットにて9位フィニッシュ、2ポイントを獲得した山田真之亮はカーナンバー26、TAISAN R8 FUKUSHIMAのポテンシャルを最大限に発揮するためチーム一丸となって富士スピードウェイへ乗り込みました。
 
 前夜から激しい雷雨に見舞われた富士スピードウェイは完全ウエット。サポートレースの予選を終えた時点で雨は小雨になったものの、濃い霧が発生し、ピットエリアからグランドスタンドが見えないほどの視界不良。もちろん、練習走行ができるコンディションではなく、天候復帰まで待機することに。
 
 ようやく視界が良好となった時点ですでにかなりのタイムスケジュール遅延となり、急遽大幅な変更での走行開始となりました。まずは90分間で予定されていた練習走行はGT500、GT300クラス別に各30分間のみに変更されました。セッションを担当したのは山田真之亮。セットアップとタイヤのフィーリングを確認しながら徐々にタイムアップしていきましたが、狙っていたほどタイムが縮まらず、中盤にタイヤ交換するもベストタイムは1分39秒780で23番手どまり。
 
 午後の予選もタイムディレイの影響で本来2回の勝ち抜き予選方式が20分間1回のみに変更されました。タイムアタックを担当した山田真之亮は、練習走行でのデータ分析から導いたセットアップ変更を確認しながらタイムアタック。1分38秒503(その時点で14番手)をマークして、2セット目のタイヤでアタックを試みましたが、1分38秒310で25番手に留まりました。
 
 その後、走行違反の車両に対してペナルティが科せられ、翌日5月4日(金)の決勝レースのグリッドは24番手となりました。今回の富士ラウンド用にチョイスしたタイヤが予想外の天候によりマッチングせず、タイムが上げられない苦しい戦況に追い込まれました。
 
 快晴のもと迎えた午前のフリー走行は川端伸太郎選手が担当し、スターティングドライバーも担当することになりました。予選時よりも路面温度が上昇したとはいえ、チョイスしたタイヤのレンジではなく、ドライバーとマシンのパフォーマンスをタイムに繋げられない走行が続きました。
 
 そしてトップ車両以外の全車がピットストップを済ませた43周目、見かけ上の2番手まで浮上にルーティンのピットストップ。山田真之亮が乗り込み燃料補給とリヤタイヤ2本を交換してピットアウト。
 
 戦列に復帰した時点の20番手から山田真之亮は我慢のドライビングながらも83周目には8番手までポジションアップ。ふたたび川端選手へステアリングを託しました。14番手で戦列に復帰した川端選手は101周目のチェッカーを15番手で受けました。
 

■山田真之亮のコメント

「天候コンディションにマッチングするタイヤチョイスができなかったのが敗因です。ピット作業での大きなミスはなく、まだ課題が残されているものの、それらは次のレースで改善できると思います」

「その鈴鹿ラウンドではタイヤチョイスをしっかりと行ない、上位でのポイント獲得を目指します。皆さまの応援をよろしくお願いいたします」

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