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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.25 12:01

TEAM IMPUL スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | TEAM IMPUL スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

5/20(日)決勝レース

天候:晴れ コース:ドライ
気温/路面温度/湿度:21度/34度/23%(レース開始時)
決勝レース距離 5.807Km×52Laps=301.964Km
観客動員数:33,000人

 前日の予選日に引き続き素晴らしい天候となった鈴鹿サーキット。決勝レースに向けて、準備を進めていたところ、なんとサーキットの計時システムトラブルによりスタートディレイがアナウンスされてしまいました。レース開催を不安視する声もありましたが、40分遅れで15時20分より無事にレーススタートを迎えました。
 
 カルソニック IMPUL GT-Rのスタートドライバーはヤン・マーデンボロー。白バイ4台、パトカー3台を携えた三重県警先導によるパレードラップ1周、フォーメーションラップ1周を経てシグナルグリーンに。52周のレースの火蓋が切って落とされました。
 
 オープニングラップ、1コーナーでNo.64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮選手)にアウトから襲いかかり早速オーバーテイク。5番手に順位を上げます。その後、トップのマシンとは徐々に差が拡がりつつあるものの序盤は大きな動きなくレースが進行。7周目よりGT300のバックマーカーと絡み始めます。
 
 14周目、ストップしたマシンの回収を行うためセーフティーカーが導入。一旦ギャップがリセットされることに。まだレース全体の1/3を経過していないためピットインしてドライバー交代は出来ませんが、ピット内では佐々木大樹が準備をし始めます。
 
 17周目、クラス毎の整列を行い引き続きSCラン。18周目にセーフティーカーのランプ消えて、19周目にレース再開。ヤンはリスタート後、4位のNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史選手)に対しテールトゥノーズに持ち込みますがオーバーテイクには至らず。直後20周目にNo.17 NSXならびに2位走行中だった、No.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン選手)がピットインしたことで、暫定3位を走行します。

 24周目にクラッシュしたマシンがあったことで、セーフティーカーラン導入を危惧してチームはヤンをピットへと呼び込んで25周目にピットイン。(レギュレーションによりSCラン中のピットインはペナルティ対象)トップ3のマシンは全て同時にピットに入りました。結局SCの導入は有りませんでしたが、タイヤ交換と給油、佐々木大樹へのドライバー交代を終えてコースへと復帰。アウトラップとその翌周1コーナーで、ピットイン前に前を走っていた2台に先行を許してしまい暫定6位と、結局は元の順位に落ち着きます。
 
 全車がルーティンのピットインを終えて5位。しかし、4位のNo.17 NSX(塚越広大選手)との差は2秒弱でしたが徐々にギャップを縮めて食ら付いていきます。好バトルも期待できましたが38周目、No.17 NSXにドライブスルーペナルティが出され消化したことで4位へ浮上します。


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