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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.07.01 00:00

LEXUS TEAM ZENT CERUMO 2018スーパーGT第4戦タイ 予選レポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM ZENT CERUMO 2018スーパーGT第4戦タイ 予選レポート

2018 AUTOBACS SUPER GT Report
Chang SUPER GT RACE

第4戦 チャン・インターナショナル・サーキット

ZENT CERUMO LC500
#38 立川祐路/石浦宏明

◆6月30日(土) QUALIFY
公式予選総合結果 13位(1分31秒064)

 5月に開催された第3戦鈴鹿から1ヶ月以上。SUPER GTは今季開催5年目となる、タイ王国ブリーラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットでの第4戦を迎えた。昼間は30度を軽く超える酷暑の中でのレースだが、LEXUS TEAM ZENT CERUMOにとってはシリーズの流れのなかでも、好結果を残しておきたいレースだ。

 日本から船積みされ、海を渡ってタイに届いたZENT CERUMO LC500は、走行の前々日から調整が進められ、6月30日(土)午前10時からの公式練習を迎えた。すでに過去5回戦っているコースでもあり、ドライバーの立川祐路と石浦宏明にとってもコースに対する不安はない。まずは立川がステアリングを握り、快晴の下コースインしていった。

 ただ、周回を重ねていく立川は、ZENT CERUMO LC500に違和感を覚える。跳ねの症状があり、「まるでレーシングカートに乗っているかのよう」なフィーリングなのだ。これでは思うようにタイムを縮めることができない。立川はピットインしながらZENT CERUMO LC500のセットアップを進め、公式練習の時間が経つにつれてZENT CERUMO LC500のフィーリングは、大きく好転していった。

 公式練習で立川からステアリングを受け取った石浦も、ZENT CERUMO LC500の感触が良くなっていることを感じ取る。このままいければ予選でもいいところを見せられそうだ……。ふたりは合計で40周をこなし、1分23秒364というベストタイムを記録。5番手につけ、午後の公式予選に向けて手ごたえを得た。

 しかしその後、ピットウォークをこなしているうちにチャン・インターナショナル・サーキットの上空は薄暗くなりはじめた。LEXUS TEAM ZENT CERUMOが準備を始めた6月28日(木)から、毎日午後にスコールが降っている。まさか今日も……!? チームの嫌な予感は的中してしまい、公式予選Q1まであと45分ほどというところで、大粒の雨が降り出してしまった。

 スコールはすぐに止んだものの、コース上は完全にフルウエット。排水作業のため、GT300クラスのQ1は当初予定から15分遅れとなる午後3時15分にスタートした。ただ、GT300クラスのQ1が進んでいくうちに、路面は急速に乾いていった。

ZENT CERUMO LC500
ZENT CERUMO LC500


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