路面コンディションの変化と、タイヤ選択、ライバルの動向などなど、難しい判断と決断が詰まった予選Q1。ドライバーたちの思いも悲喜交々で、明日の決勝は果たしてどうなるのか。

「明日、走ってみてですね。タイのこのサーキットは初めてです。クセもそんなにないですし、決して難しいサーキットではないと思います。明日は3番目からのスタートは悪くないので、できるだけ上位でフィニッシュすることを目標に、明日のレースはどうなるかわからないので、最後までベストを尽くしたいと思います」(DENSO 小林可夢偉)

「ドライタイヤに代えて4〜5周ウォームアップで走って、最後にグリップが来たのですが、セクター2からずっと38号車(ZENT CERUMO LC500)に引っかかってしまいました。レコードラインも1本で外すわけにもいかないので、今回はレクサス包囲網にやられてしまいました。タラレバですが、普通にアタックできていれば7〜8番手のタイムでQ1は突破できていたので、悔しいです。クルマのフィーリングも悪くないですし、本当、こんなに悔しい思いをしたのは久々です」(MOTUL GT-R松田次生)

「タイヤを代えた時点ではまだウエットの感じだったんですけど、最後は思いのほか、路面が乾きましたね。僕らが選んでいたスリックが硬くて、もし替えていたら最後の1周は間に合ったかもしれないですけど、そういう考えには至らなかった。今回は雨でも晴れでも速い感触だったんですけど、唯一、ダメなところにハマりましたね。Q1も最後まで濡れていてみんながウエットタイヤを履く状況だったら問題はなかったと思います。まあ、しょうがないですね。決勝はクルマ自体のペースはいいと思うので、上がって行きたいです」(au TOM’S 中嶋一貴)

 予選Q2に進出して上位グリッドを獲得したチームはもちろん、Q1落ちしたチームにもまだまだチャンスがありそうで、さらにはそして3列目までに3台ヨコハマタイヤ勢が入り、「決勝はヨコハマタイヤ勢で1-2-3を達成したい」と意気込むWedsSport坂東正敬監督をはじめ、まだまだどのチームにも勝利のチャンスがありそうなタイの決勝レース。

 3日連続で夕方に降り注いでいるスコールが鍵を握るのかもしれないが、そのコンディションをどう読み、どのように対応するか。決勝レースは速さだけでなく、予選日と同じく判断力が今回のタイでは試される戦いになりそうだ。

本日のレースクイーン

大橋はるなAmbassadeur de MOTUL
2026年 / スーパーGT
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